2015年04月17日
心と身体の可動域!?
今週月・火曜は
新宿まで<解剖生理学>のワークショップを
受講しに行ってきました
気づけばセラピスト歴12年の私☆
でも、ヒトのカラダはとても奥が深く。。。
勉強しても、勉強しても終わりが見えません(笑)
それが面白いところでも、あるんだけどね
今回の先生は鍼灸師で、YOGAインストラクター
今は伊豆にお住まいで、趣味のサーフィンを楽しみながら
自宅で施術とヨガのレッスンをし
全国をセラピストのための解剖生理の講師として
回っていらっしゃるとても有名な先生
生き方が。。。リンクするところがあり
受講がちょっと楽しみでした
体幹・骨盤・脊柱・下半身の筋について学ばせていただいた今回の講座
一番中山の心に響いたのは
骨盤の傾きと脊柱のわん曲のお話でした
図のように(汚い字でいっぱい書き込んであってゴメンナサイ)
ニュートラスなS字を真ん中に
骨盤が前傾し<腰が反っている>状態
これは、犬でいえば尻尾をきゅっとあげて元気な時
ヒトもこの姿勢の時は意識が外に向いている
女性がビジネスシーンでハイヒールを履いているのは
まさにこの状態
腰方形筋や太ももの筋肉に負担が出て、腰痛に悩む人が多い
一方、骨盤が後傾している時
犬に例えると、尻尾が下がり元気のない状態
ヒトの場合は、猫背気味になり
意識が内側に向くことが多い。。。
大腰筋や内転筋が弱くなっている場合が多く、年配の方に多い姿勢。
このタイプの人は
頸や膝に違和感を感じることが多い
私たちは、真ん中の<ニュートラル>がベストだと考えがちですが
今回の先生は、こんなことをおっしゃいました
「前傾は吸気の姿勢。意識が外に向き、少し興奮状態とも言えますね。
後傾は吐息の姿勢。意識は内側に向き、リラックス状態。
私は、いつもニュートラルであることより
この間を、柔軟に行き来して生きていくことこそが<しなやかさ>であり<健やかさ>と言えると思っています」
なるほど~。確かにそうですよね~
私たちセラピストができるのは
お客様(クライアント様)が<健やか>に
前傾と後傾
興奮とリラックスを行き来できるための
柔軟なココロとカラダ(筋肉)を保つための
お手伝いをすることなのかも
そんなことを感じた2日間の解剖生理のワークショップ
新宿2日往復は40代のカラダにはちょっとキツかったけど
行ってよかった♡♡♡と感じた時間
そして自分自身の生活も
前傾と後傾の時間の可動域
広げていきたいな。。。と思う中山でした
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